江戸時代から伝わるだし調味料、「煎酒」を試してみた
江戸時代から伝わるだし調味料、「煎酒」を試してみた
変な調味料とか変わり種調味料を試してみるのが滅法好きなのです。顆粒のだしやだし醤油などもいろいろと試して見るのですが、この「煎酒」も非常に美味しかった。
煎酒とは
煎酒とは日本酒にかつお節と梅干しを入れて煮詰めたモノ。醤油が普及する以前の江戸時代では広く使われていたそうです。味を調整するために昆布やみりん、塩を使う場合もあったとか。
酒と書いてあるのですが、アルコール分は飛んでいるのでお酒感はないですね。なめてみると、かつお節のだしの味とほんのり酸っぱい梅干しの味。早い話が、少し梅風味のする白だしだと思って使えばいいと思います。
煎酒の使い道は多分、多種多様。普通に冷や奴にかけてもいいし、葉物のお浸しにかけてもいいし、おでんや鍋の下味にも使えるはず。和え物全般使えますね。お醤油代わりとして白身のお刺身と頂くのもオツかと。
これだけの量で1000円くらいでしたが結構満足できる買い物でした。常備の調味料が一個増えましたね。