のまーにゃブログ

二匹の猫が日々のご飯やお酒、美味しいモノをつらつらと……

春の味覚、花わさびをおひたしにする

春の味覚、花わさびをおひたしにする 
春はふきのとうやたらの芽、うどなどの山菜が美味しい季節。そんななかでもお気に入りは「花わさび」です。
f:id:d0600851:20160322195417j:image

普段すり下ろして食べているのはわさびの根の部分。花わさびは茎が伸びて花が咲いた状態のものです。旬は2月から3月。長野県では4月くらいまで売っています。地元スーパーでは1束100円だけれど、都内では200~400円くらいで買えます。
 
 
わが家ではシンプルにおひたしっぽくして食べます。と言っても、花わさびはその辛さを出すために一工夫必要。お湯を沸かして、そのお湯に30秒ほどつけ込みます。取り出して、水気を切って一口サイズに刻みタッパーへ。塩と砂糖を大さじ1杯ずつ、入れます。甘さと塩っぱさを同時に加えることでより辛みが増します。タッパーの蓋を閉じて、よく振ります。カクテルを作っているバーテン並みにカタカタと振ります。振ることによって、辛み成分のアリルイソチオシアネートが出るのだとか。

f:id:d0600851:20160322195501j:image
 
あとは1晩冷蔵庫で寝かせれば、翌朝から「わさびのおひたし」が完成。シャキシャキとした歯ごたえとツーンと来るわさびの風味がたまりません。

f:id:d0600851:20160322195537j:image

このレシピ、亡くなった祖母から母を経て僕に至ってます。毎年このシーズンに八百屋で花わさびを見かけたら、ついつい食べたくなってしまうんですよね。